momoko-mamaの          今日のことのは

アラ還世代のmomoko-mama。長年暮らした戸建てからマンションへの住み替えをしました。日々のくらしの中で日々、感じたこと、考えたことを綴ります

春旅

3月になった。花粉の飛散も盛んになり、「春」が近いことを実感するこの頃。今日の新聞の紙面には、「旅のおすすめ」広告が目立った。全32面のうちの3.33面(3面と1/3面)なので、誌面の約1割だ。コロナもとりあえず終息に向かい、「春旅へ!」ということらしい。

「旅」とは、長らく縁がない。最近は、広告の旅のスケジュールを見ながら、「このコースは、移動時間が多くて疲れそう・・・」とか、「ホテルは、こっちがいい」とか、勝手に夫婦で話している。

思い返してみると、「旅」の形は、その時の暮らしと密接に関連している。遥か昔、独身時代は友人とアメリカとかヨーロッパとかに「旅」していた。バブル期だったのか、海外旅行に行くことはそんなに特別という感覚はなかったような気がする。結婚後は、毎年、海外旅行という余裕はなかったが、せめて国内で・・・と、毎夏、蓼科へ避暑「旅」に行っていた。毎年同じ宿を取り、霧ヶ峰、車山、美ヶ原、そしてちょっと遠出して安曇野とか八ヶ岳とかをレンタカーでまわった。信州には絵本の美術館がたくさんあって、よく行っていた。それも、娘が生まれてからは中断。娘が幼稚園の年長さんになったころ、やっと「旅」は再開。ただし、行先は、東京となった。ホテルはいつもTDRにとったが、科学館とか博物館、美術館とか地方では経験できないところにも積極的に行った。ただ、今振り返ると、娘本人は、TDRを含めてほとんど記憶はないという・・・(泣)。その旅も、中学受験の準備が始まると中断。そのまま、中高では部活が忙しく、家族で遠出することはなくなった。その頃の「旅」と言えば、志望校のオープンキャンパスに行ったことぐらいかもしれない。

その後、コロナの流行で、いろいろなことが遠隔で行われるようになり、仕事でも「旅」することは少なくなった。

さて、この春は「旅」に行けるかな。momoko-mamaは、まだフルタイムで働いているので、遠出は難しいなあと思っていたら、今日の新聞に「道の駅」の記事が載っていた。1993年に始まった「道の駅」は現在、全国に1,198か所。「道の駅」にも個性があり、旅の休憩地から「旅の目的地」になりつつあるそうだ。県内には、いくつあるのだろう。前を通っただけで立ち寄ったことのないところ、まだ行ったことがないところがたくさんありそうだ。この春の「旅」は、県内の「道の駅」をまわってみよう。