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アラ還世代のmomoko-mama。長年暮らした戸建てからマンションへの住み替えをしました。日々のくらしの中で日々、感じたこと、考えたことを綴ります

「定年退職」を考える

我が家の夫、来年3月で定年退職となります(公務員は年度末退職)。ということで、先日、夫は「退職準備ライフプランセミナー」に参加してきました。事前に何も言っていなかったのですが・・・。持って帰ってきた資料からみると、退職手当のこと、年金のこと、退職後の医療保険のことなどの説明があったようです。そして、その後に、ファイナンシャル・プランナーの講義が・・・。資料を見ながら、ホントに、「定年退職」なんだなあ・・・と、あらためて実感したmomoko-mamaです。

退職手当支給率の基本は「退職日の給料月額(給料表の額)」と「勤続年数」。定年の場合、ゴールの年齢は同じですから、スタートの年齢で、勤続年数の差が出ます。院卒だと必然的に大卒より短くなります。その分、入職時の給与はやや高めからスタートなるのでしょうけど、最終的のはどうなのかなあ。職位による給料の差もあります。院卒の人が必ずしも大卒より出世するということにもなりませんから。最終的には、やはりその人の能力次第ということなのでしょうね。となると、退職金だけで考えると、大卒で地道に勤続年数を重ねたほうが良いということなのかも・・・。まあ、あくまでも支給率一覧表を見ての感覚的な印象ですけど。

さて、年金の方は65歳からの支給が基本。繰り下げて、早めに支給を受け始めると、それ以降の受給率が下がります。逆に、繰り下げて66歳以降に支給を開始するとそれ以降の支給率が上がります。例えば、65歳からの年金額を100とすると、63歳から年金をもらい始めると88、68歳から年金をもらい始めると125となるということです。それが一生続きます。自分は何歳まで生きるのか・・・、それはわかりませんから、どうするのがいいのか・・・。明確な判断根拠はありません。今回、示された厚生労働省の「年金制度基礎調査(平成29年)」によると、64歳以前に繰り上げ受給を受けた人は8.0%、その理由としては、年金を繰り上げないと生活ができなかった、生活の足しにしたかったという理由が多かったようです。一方、66歳以降に繰り下げた人は1.5%でした。退職直後に生活費に困らないのであれば、繰り下げせず、65歳までは待つのがいいのでしょうね。

セカンドライフでの大きな支出として<リフォームor終の棲家>がありました。「リフォームもトイレ、浴室、水回り、屋根、外壁、耐震化、バリアフリー化など様々で数十万から1,000万円を超えることも・・・。長寿命化で30歳代に建てた家やマンションなどの寿命も考慮して、終の棲家をどうするのかの検討も必要となる」と、資料に書かれていました。まさに、前回ののブログ記事で扱った内容です。ホントにね、考えないといけませんね。

そして、退職金の運用。大手銀行、地元銀行の他に○村證券、三〇住〇信託銀行等のパンフレットも貰ってきていました。

今となっては、後の祭りですが、もっと若い時からちゃんと考えておけばよかったなあと思います。ただ、我が家はmomoko-mamaもずっとフルタイムで働いていますので、まだ今からでも遅くない・・・というところもあります。今からでも、勉強すべきことがいっぱいです。