momoko-mamaの          今日のことのは

アラ還世代のmomoko-mama。長年暮らした戸建てからマンションへの住み替えをしました。日々のくらしの中で日々、感じたこと、考えたことを綴ります

「住み替え」を考え始めたきっかけ

厚生労働省が「平均余命」という統計を出しています。「平均余命」は、ある年齢の人が平均してあと何年生きることができるかを表した数値です。よく聞く「平均寿命」は、その年に0歳の人の「平均余命」です。

平成元年の簡易生命表によると、60歳男性の平均余命は23.97年、60歳女性は29.17年です。60歳で定年退職するとすると、そのあと女性の場合、30年近い老後(?)生活が待っています。男女で平均余命には5年の差がありますから、30年のうち5年間は「おひとり様」生活になる可能性が高いということです。さて、この30年間をどこでどう過ごすのか。

「どこで」は重要です。基本は、「住み慣れた『我が家』で・・・」ですが、問題は、その「我が家」が、「どこに」あるかです。少なくとも、momoko-mamaにとっては、そこが問題でした。我が家は、山の中腹(?)の高台にあり、坂道を登らねばなりません。今は、自家用車での移動が中心の生活ですが、いずれそれも危なくなる日が来ます(免許返納?!)。となると、坂道を歩いて出かけることになるのです。今は、まだ平気ですが、年を取って衰えてくると、大変になるのは明かです。宅配等が進んでいるので、出かけなくても衣食住には困らないかもしれませんが、・・・。「我が家」で、「どう過ごす」のかが、限定されてしまします。

おまけに、「我が家」は、市が示したハザードマップでは、土砂災害警戒区域(の端)にあたっていたのです・・・。

そんなことがきっかけとなり、momoko-mamaは、退職後の住み替えを考え始めたのでした。