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アラ還世代のmomoko-mama。長年暮らした戸建てからマンションへの住み替えをしました。日々のくらしの中で日々、感じたこと、考えたことを綴ります

大学生の国民年金

2か月放置していたブログです。気が付けば、2月も下旬に・・・。

 

娘が20歳の誕生日を迎えました。

そして、今日、厚生労働大臣からお祝い(?)が届きました。20歳になると、大学生でももれなく届く「国民年金加入のお知らせ」。同封されていた「国民年金保険料納付案内書」には、厚生労働大臣の公印がしっかり押されていました。国民皆保険・国民皆年金の日本。年金加入は国民の義務ですから・・・。

我が家は、夫婦ともに勤め人なので、年金保険料はお給料からの天引きされています。そのため、国民年金(単独)の保険料を見たことはなかったのですが。やはり、当たり前の話ですが、国民年金保険料は安くなかったです・・・。

1か月 16,540円

ただ、学生には、「学生納付特例制度」といって、国民年金保険料の納付が猶予される制度があります。この猶予された期間は、年金の受給資格期間には算入されますが、年金額には反映されない・・・つまり、将来受け取る老齢基礎年金額が少なくなるということ。支払った保険料が少ないのですから、当たり前と言えば当たり前の話ですけど。それを補うために、10年以内であれば、あとから保険料を納めることもできるそうです。但し、その時には年金保険料が高くなる可能性もあります。

この制度を利用せず、親が払うという選択もあります。国民年金の支払金額は、世帯主の所得税控除が可能で、支払を負担する「親側」にも所得税が少なくてすむメリットもあるそうです。とはいえ、まずは保険料を納めないとなりませんから、先立つものがないとできません。

厚生労働省の「平成29年国民年金被保険者実態調査結果の概要」によると、学生の納付率は23.0%、学生納付特例者65.3%、滞納者は9.1%となっています。納付者の中には、本人が払っているという場合の含まれますが、その多くは親が払っているのではないかと思われます。それでも、全体から見れば、2割程度の少数派ということです。

どうするかは、それぞれの家庭の選択です。どちらにしても、学生を終えれば、年金は自分で納めることになります(なってほしい)。無事に就職して勤め人になれば、国民年金ではなく、厚生年金(あるはい共済年金)となり、収入に応じて増えていきます。その時、学生時代に納めた国民年金は、老齢年金の基礎となる老齢基礎年金となります。就職後、正規職員としてしっかりキャリアを積み上げ収入が増えれば、その分厚生年金は増えていきますので、学生時代の年金の支払い猶予で老齢基礎年金が少しぐらい目減りしても、将来に大きな影響はないということになります。ただ、今は、正規職員として収入が増え続ける・・・ということは保障されない時代。もちろん、年金制度の先行きにも不安はありますが。

さて、我が家の場合、どうするか。いろいろ考えましたが、先行き不透明なこの時代、とりあえず、親が払う予定です。

ちなみに、前納すると割引があります。令和2年度の場合、2年分前納すると、15,840円割引されます(口座振替の場合)。それで、保険料は381,960円となります。