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アラ還世代のmomoko-mama。長年暮らした戸建てからマンションへの住み替えをしました。日々のくらしの中で日々、感じたこと、考えたことを綴ります

11月6日「新日曜名作座」に思う

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 わが家のキッチンカウンタの上にはラジオが置いてあり、食事の準備や片づけ時だけでなく、食事中もつけていることが多いわが家です。いつもかけているのはNHKラジオ第1で、ほぼ、時計代わりになっています。
 日曜日の19:20~は、ちょうど夕食時か夕食の片づけの時間になります。この時間に放送されているのが、オーディオドラマ「新日曜名作座」です。このドラマの声の出演者は、西田敏行さんと竹下景子さん2人だけ。この2人だけですべての役をこなしていきます。その昔、学生時代に聞いていた「日曜名作座」は、森繁久彌さんと加藤道子さんでした。上手い俳優さんたちでなければ成り立たないドラマです。
 「新日曜名作座」は、短編集的な作品が多いように思うのですが、今回の作品は長編でした。浅田次郎著「終わらざる夏」、文庫本だと上中下の3冊もある大作です。この作品が9回に分けて放送され、今日が最終回でした。momoko-mamaは、今回の放送で初めて知った作品でした。題名からも推察されるように、第2次世界大戦の出来事をテーマにした作品ですが、その話は終戦間近の20年6月から始まります。そして、8月15日の終戦後に、千島列島東端の占守島で行われた占守島の戦い(しゅむしゅとうのたたかい)までの過程とその戦いを描いています。もちろん、これは小説なので基本的にはフィクションではあるのですが、「占守島の戦い」自体は実在した戦いで、実際に亡くなったり、シベリア抑留された人たちがいたことは事実です。「日本史」の教科書では、20年8月15日で戦争は終わったと習ったと思うのですが、その後もこんなことがあったのです。そして、「今」このお話が放送されたことにも、意味があるのかも・・・と思うmomoko-mamaなのでした。
 ホントに引き込まれたオーディオドラマでした。今後は、きちんと本を読んでみたいと思いました。
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