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アラ還世代のmomoko-mama。長年暮らした戸建てからマンションへの住み替えをしました。日々のくらしの中で日々、感じたこと、考えたことを綴ります

21 世紀出生児縦断調査:国公立大生は大学院を目指す?!

リー素材ぱくたそ(www.pakutaso.com)


先日、文科省から第20回の「21 世紀出生児縦断調査(平成 13 年出生児)」の結果が公表されました。この調査は、2001 年(平成 13 年)に生まれた子を対象として、毎年、調査を行うことで
継続的なデータを収集し、国の施策を検討・立案するための資料とすることを目的としています。実は、我が家の娘は、ほんの数週間の差で対象になり損ねました・・・。

今回、公表されたデータで注目されたのが、「国公立大生の4人に1人が、大学院進学を考えている」ということ。国公立大学生(n=3,291)のうち、「現在通っている学校を卒業後、大学院に進学し、その後働くことを考えている」と回答した者の割合が26.5%。私立大学生(n=10,283)は5.9%でしたので、nと割合から国公立大生と私立大学生を合わせた大学生の進学希望率を計算すると、10.1%となり、学校基礎調査のデータとほぼ一致しました。そこから考えると、「21 世紀出生児縦断調査」は、その目的通り、ほぼ日本の今を反映しているということなのでしょうか。

ちなみに、大学院進学率は学部により差があることはよく知られています。娘大学でも、学部全体の進学率は50%程度ですが、文系学部は低く、理工系学部では80%を超えています。単純に進学率から見ると、私立大学が低いように見えますが、私立大学は、全体としてみると圧倒的に文系学部の学生数が多いため、進学率が低く出ているのかもしれません。

どちらにしても、大学・大学院には国のお金(税金)が多かれ少なかれ使われています。卒業・修了したら、その力をしっかり社会に還元して(働いてきちんと税金を納めて)ほしいと思います。我が家の娘も進学しますので、そのことはしっかり伝えました。

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